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フロアサインの素材選びで確認すべきポイント3つ

はじめに

最近では、コロナ禍でソーシャルディスタンスのフロアサインや、フロア(床)の誘導サインなど、フロアサイン(床サイン)のニーズが増えてきています。フロアサインを検討する場合、クライアント様はデザインについて悩まれると思いますが、デザイン会社様や内装業者様であればやはり素材選びが一番大変ではないでしょうか。今回は、フューデコがあらゆる業種のフロアサインをデザイン・素材選定から施工までトータルサポートしてきた経験から、施工後のトラブルにならないための「フロアサインの素材選びの際、必ず確認しておくべきポイント」を3つにおまとめしました。

 

ポイント1 設置場所の調査・確認

フロアサインを検討する上でまず確認すべき一つ目のポイントは、設置場所の調査になります。今や空気と水以外のほとんどのものにフィルムを貼ることができるようになってきましたが、用途によっては例外も多数あります。「検討しているフロアサインをその場所に実際に施工することができるのか。」ここを十分に確認しておかないと、後々フィルムが剥がれてきたりトラブルを生むことになりかねません。十分に確認をしましょう。

【 check1  >>>  屋内か屋外 】
まずは屋内か屋外かを確認しましょう。屋内と屋外ではフィルムが受けるダメージが全く違ってきます。

【 check2  >>>  歩行者数 】
次に設置する場所の歩行者数がわかれば調べておいた方が良いでしょう。屋外に設置する場合は、車が通る場所か通らない場所かを確認しましょう。車が通るかどうかで選択するフィルムも変わってきます。必ず確認しましょう。

【 check3  >>>  貼付けをする場所の下地 】
最後に、貼り付けをする下地をご確認ください。平滑な床(Pタイルなど)、目地のある平滑な床(大理石やフローリングなど)、カーペット、粗面(凸凹)な床(石畳、レンガ、アスファルトなど)、コンクリート、施工の出来ない床などが想定されます。どれに当てはまるのかを把握しておくことが大切です。また、こちら以外のものがあればかならず施工前にメーカーもしくは販売先にお問い合わせください。

 

ポイント2 貼り付け期間の調査

二つ目のポイントは、フロアサインの貼り付け期間の確認です。「検討しているフロアサインの掲載期間はどのくらいなのか。」これも素材選びの際にはかなり重要な確認事項となります。

短期(1か月)中期(3か月~6か月)長期(6か月以上)とわけられるのではないでしょうか。

フロアサインは屋外サイン(垂直面に使用するサイン)とは違い、長期といえども3年~5年というわけではありません。設置環境が屋外サインよりずっと厳しいからです。通常のフィルムは垂直面使用で耐候性(保証値ではない)をうたっているものがほとんどです。一つ目のポイントでも出てきました歩行者数にもよりますが、フロアサインは、絶えず踏まれているものですと相当のダメージを受け続けます。それゆえに設置環境にもよりますが、最長3年とお考えいただくのが妥当と言えるでしょう。

 

ポイント3 お客様からのご要望、見落としていませんか?

お客様とのやりとりでこんなご要望や質問はありませんでしたか?

 

・どのくらいの期間使えるの
・このようなところに施工できますか
・剥がすことはできるの
・剥がした後に糊残りしますか
・防滑性能はどのくらいですか
・前に貼っているものの上から貼って大丈夫
・バイクや自転車(2輪車)が通るけど大丈夫
・現場一緒に見てもらえますか
・どのような素材(材質)でしょうか
・どのくらいのサイズまで施工できるの

フロアサインの材料は、このようなご要望にお応えできるよう、様々な材質のものがございます。またデザインも複雑な形状などオリジナルで作成することができますので、ご要望をしっかりヒアリングし、ご要望に合う素材を選定してください。

 

最後に・・・

最後までお読みいただきありがとうございます。
フロアサインに最も使用される「フロアグラフィックスの早見表」と「製品特性」をまとめましたので素材選定の参考にしてみてください。

また、価格検討には価格表をご利用ください。
フロア用グラフィック(屋内/屋外/駐車場)設計価格のダウンロード

 

こちらの記事では、3つのポイントをご紹介させていただきましたが、その他フロアサインの素材選びでお困りごとがございましたら、フューデコにお気軽にお問い合わせください。

 

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