MENU

「未来を彩るサステナブルなショッピング」の実現に向けて。世界最大級のテレビショッピング・通販企業QVCが挑む、物流拠点のエネルギー革命。

目次

はじめに

毎年のように記録的な猛暑が続く日本において、「暑さ・熱対策」は多くの企業で喫緊の課題となっています。そんな中で、

  • 企業の社会的責任(CSR)への取り組み
  • エネルギーにかかるコストの削減

といった観点から、省エネに有効な施策を探している企業も多いのではないでしょうか。

本ページで紹介する株式会社QVCジャパン(以下QVCジャパン)様もそんな企業の一つです。

「未来を彩るサステナブルなショッピング」の実現に向けた行動で2024年度の省エネ大賞を受賞しているQVCジャパン。
その取り組みの一環として、千葉県佐倉市に構える物流拠点「佐倉フルフィルメントセンター」に放射冷却素材「SPACECOOL®」を弊社が施工しました。その結果、同センターの空調消費電力を約6万kWh削減するという大きな成果に貢献しました。

SPACECOOL®が選ばれた理由や、具体的な成果をQVCジャパンの小田辺様に伺いました。

企業情報

  • 会社名:株式会社QVCジャパン
  • 事業内容:テレビ、インターネットなどを主体としたマルチプラットフォーム通信販売業
  • 従業員数:約1,500名
  • ショッピングサイト:https://qvc.jp/
  • コーポレートサイト:https://corporate.qvc.jp/
    ※2025年11月時点の情報です
お話を伺った方

小田辺おたべ 脩平しゅうへい

株式会社QVCジャパン コーポレートリアルエステート&ワークプレイスサービス ファシリティマネジメント ジェネラルコーディネーター

空調設備、エネルギー管理の専門家としてQVCジャパンの省エネ・サステナビリティ活動を推進し、経営目標の達成に向けた活動を行っている。

小田部様

QVCジャパンの小田辺と申します。本日はよろしくお願いします。

中井

デコラティブシステム株式会社の中井です。
本日はお忙しい所お時間いただき、ありがとうございます。

SPACECOOL®導入前の課題

物流拠点である佐倉フルフィルメントセンターの屋上にある室外機が高温になり、熱効率が低下。故障のリスクもあった。

SPACECOOL®導入後の成果

本格的な導入後3ヵ月で6万kWhの電力削減に成功。本社ビルや海外への展開も視野に。

「熱」によって発生していた課題

佐倉フルフィルメントセンター

ーまずは御社について、簡単に教えてください。

小田辺:弊社、QVCジャパンは24時間365日放送のテレビショッピングを中心とした通信販売を手掛ける会社です。
テレビ放送だけでなく、ECサイトやアプリも活用し、事業を展開しています。

ーありがとうございます。次に小田辺様の自己紹介をお願いします。

小田辺:私は自社の省エネ・サステナビリティ活動を推進しています。弊社では「未来を彩るサステナブルなショッピング」に向けた行動をCR、コーポレートレスポンシビリティと呼び、取り組んでいます。それが評価され、2024年度の省エネ大賞を受賞することができました。

ーSPACECOOL®を導入いただいた背景をお聞きできますか。

小田辺:昨今の猛暑で、屋外に設置している機器が高温になることに課題を感じていました。弊社の物流拠点である佐倉フルフィルメントセンターでは、空調の室外機が屋上にあり、高温になります。

室外機が熱くなると冷房効率が下がり、電力を余分に消費してしまいます。それだけでなく故障リスクも高まるため、大きな課題感がありました。

室外機を覆うようにカバーをかけたり、水を撒くといった対策も考えました。しかし、弊社の場合は建物の屋上に室外機があるため現実的ではありません。遮熱塗料も検討したのですが、費用と経年劣化で効果が薄れる事を考えると導入には至らず、具体的な対策が打てずにいました。

SPACECOOL®のテスト施工へ

ーありがとうございます。そこでSPACECOOL®を選んで頂いたのですが、どのようなきっかけでお知りになったんでしょうか。

小田辺:御社からのご提案ですね。先ほどのような課題に頭を悩ませていたタイミングでSPACECOOL®をご提案いただきました。

ーSPACECOOL®を初めて知ったときの感想を教えていただけますか。

小田辺:率直に「こんな素材があるのか」と驚いたことを覚えています。太陽光を反射するだけであれば類似した製品がありますが、熱を宇宙に放出する”放射冷却”という技術にとても興味を引かれました。

ーSPACECOOL®が温度低下を引き起こすメカニズムにご納得いただけたんですね。

小田辺:はい、とても素晴らしい技術だと感じました。それと同時に「本当にそんなに温度が下がるのかな」という気持ちもありました。疑うわけではないのですが会社として取り組む以上は根拠が必要です。

そんな時に、数台にテスト施工をして効果検証のご提案をいただきました。その結果、しっかりと効果が出たので本格的な導入に踏み切りました。外気温が33℃の状況でSPACECOOL®を施工したものとそうでないものを比べると、表面温度が約20℃も低下しました。また、本格的な導入後に複数個所で測定を行った結果、平均して10℃~15℃程度の温度低下が確認できました。
※温度低下の効果は環境によって変化します。効果を保証するものではありません。

「強風で飛んでしまうのでは」という不安

ー施工について、不安だったポイントはありますか?

小田辺:マグネットでシートを固定すると伺ったので、風で飛んでしまうのではないか?という点が不安でした。施工場所が建物の屋上ということもあり、風を遮るものが何もありません。そのため、台風などが近づくと非常に強い風が吹きます。

ー弊社からは「高速道路を走っても初心者マークが飛ぶことはないですよね」とご説明させていただきました

小田辺:その説明で腹落ちしました。実際の施工では四隅をテープで補強しながら行っていただけたので、さらに心強かったです。施工後に何度か台風が近づいていますが、シートが剥がれたりなどのトラブルは一切ありません。

また、風で吹き飛ばされることはありませんが、人間が剥がそうと思えば簡単に剥がせます。そのため、万が一機器が故障した際も一時的に剥がして貼り直すことができるのでメンテナンス性も非常に高いです。

ーSPACECOOL®の施工店として弊社を選んでいただいたのは何故でしょうか。

小田辺:担当者の方が非常に熱心に、丁寧な説明をしてくださった事が一番大きな理由です。フィルムについての情報や知識の面でプロフェッショナルが揃っていると感じた事を覚えています。また、担当者が実際に現場まで来てヒアリングを重ね、施工まで一気にフォローして下さるのがとても大きな魅力でした。質問に対する回答もとても早く、非常によかったです。

3ヵ月で6万kWhの省エネに成功

SPACECOOL®を施工した室外機

ーSPACECOOL®導入後の成果を教えてください。

小田辺:本格的な導入後の、3ヵ月間で約6万kWhの電力を削減することができました。それだけの電力が削減できたので、コストにもかなりの影響がありました

それだけでなく、現場で働くスタッフからも「涼しく感じる」という声が上がり、定性的な成果も出ています。

加えて、副次的な効果ですが、室外機の表面の劣化も防ぐことができています。

ー今回の成果を踏まえた、今後について教えてください。

小田辺:まずは本社ビルへの採用を検討しています。佐倉フルフィルメントセンターと同様に、本社ビルでも屋上に室外機があるため、同様に良い結果が出ることを期待しています。加えて、本社ビルではより詳細な電力データが採れるシステムがあるため、より正確にSPACECOOL®の働きを可視化できるのではないかと思っています。

また、弊社はグローバル企業ですので、海外でも活用ができるのではないか?と考えています。SPACECOOL®のような日本で発明された技術が世界に幅広く展開されていくことに、とても強い期待感があります。

企業活動を止めない省エネ施策

ー同じように、熱に悩む企業にSPACECOOL®のどのようなところをお勧めしますか。

小田辺:最大のメリットとして業務を止めずに施工ができる点です。産業において物流や生産を停止する、という経営判断は難しいですが、SPACECOOL®であれば通常通り業務を行いながら省エネ施策を進めることができます。

また、「シート」という製品の形状そのものにも価値があります。マグネットタイプだけでなく、完全に貼り付けるフィルムタイプもあるのでかなり幅広い施工箇所に対応できるのも勧められるポイントです。

ーありがとうございます。最後に、デコラティブシステムについてご意見をいただけますか。

小田辺様

デコラティブシステム様のフィルム施工における専門性と誠実なサポート体制は非常に高く評価しています。特に、現場を隅から隅まで実際に見てフォローいただける体制や、丁寧な施工がとても良かったです。今後とも新しい製品の情報や提案を積極的にしていただきたいと思っています。

インタビュアー・記事作成

中井なかい 崇平しゅうへい 

デコラティブシステム株式会社 セールス・マーケティング部

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次